せっかく購入した愛車ですから常にキレイにして乗りたいものですが、いろいろと理由があって乗らなくなったり、駐輪場に放置してしまったりとバイクにとって可哀想な状態になる時がままあります。
今回はそんな原付ミニバイクの超洗車方法をお伝えします。キレイになると愛情が戻るかもしれません。
3年放置プレイした原付ミニバイクを徹底洗車
知り合いがバイクの処分に困っていたので管理人が引き取った原付ミニバイク『ジョルカブ』なんですが、マンションの駐輪場に3年以上放置してあったので、かなり汚れておりちょっと可哀想な状態です。
足をのせる部分は水はけが悪いため緑色にコケが生えています。これをキレイにしたら見違えるかな???
徹底洗車するのに用意した物
徹底洗車の為に用意した道具は以下の物です。
- バケツ
- カーシャンプー(中性洗剤でもOK)
- 大きなブラシ
- スポンジ
- ビニール手袋
写真の他に細いブラシと正面ブラシを用意しました。
ほとんどの物がホームセンターで揃えられます。ビニール手袋は冬などの寒い季節に重宝します。肌が弱い方は使った方が安心ですね。
洗う前の下準備
洗車に入る前の下準備です。
出来ればマフラーの穴はガムテープかなにかで塞いでおきましょう。洗車後にエンジンを掛ければ問題ないのですが、エンジンを掛けないと水がマフラーに溜まりっぱなしなり腐食の原因になるかもしれません。テープは剥がしやすい養生テープがオススメです。
次にバケツに水をためて洗剤を作ります。
濃度は濃すぎても薄すぎても洗車効果が薄いため、シャンプーに書いてある比率を守ると良いです。
長期間放置してホコリまみれの車体は、その状態でタオルなんかで拭いてはいけません。ホコリがコンパウンド状態になり、車体に細かな傷を付けてしまいます。
原付ミニバイクは塗装部品が少なく樹脂外装がほとんどなので、それほど気を遣わなくても良いのですが、ウレタン塗料に比べると樹脂部品の硬度はそれほど高くないので、無理をすると細かな擦り傷がたくさん出来ちゃいます。
ブラシ洗車開始
手順として必ず上から下に向かって洗車していきます。
洗剤の泡はある程度立っていた方が洗浄効果が高いです。
泡が立たなくなったり、バケツの中身が汚れて来たら新しい洗剤に作り換えます。
大きなブラシが入らない細かな部分はこのような細いブラシを使って洗います。細かな部分がキレイになると全体を見た時にくすみが少なく感じます。
手の入らない隙間でも細いブラシなら洗えます。
ちょっと手間がかかりますが、ブラシには使わなくなった歯ブラシでも問題ないと思います。
奥まった部分やブラシがぶつかって洗いにくい時は正面ブラシが活躍します。長年の放置でコケが凄いんですが水で流しながらしつこく洗います。
なかなか売ってるところが少ないんですが、1本持ってると便利です。
原付ミニバイクはシート下に収納があるバイクが多いんですが、あんまり盛大に水をかけていると浸水することがあるので、大事な物は先に取り出しておくと安心です。
水洗いできない所はいらないタオルや着なくなったTシャツで拭くとお金がかからず処分出来て一石二鳥です。
車体下は最後に洗う
外装を洗い終えたらタイヤなどの車体下部分を洗います。
本来は洗うブラシ類も変えると安心なんですが、今回は原付ミニバイクなのでそのまま使っちゃいます。
手の入りにくい部分は先程の正面ブラシが活躍します。
洗い終えたら水をしっかり吹き飛ばす
洗い終わったら水分をしっかり飛ばしましょう。
エアーコンプレッサーがあれば空気の力で『シュッ』と飛ばせますが、無ければセームなどの吸水性の高い素材で拭き上げると簡単です。
この日は天気が良く暑すぎるくらいだったので、放っておいてもドンドン乾いていました。
洗い終えたら可動部分には潤滑材をスプレーしておくと動きが渋くなるのを防げます。
僕は長年CRC556を使ってますが問題ないですよ。もちろん、ブレーキやゴム部品にかけちゃダメですよ。
洗車完了!!!!
しっかり時間をかけて丁寧に洗車したら、見違えるほどってまでいきませんでしたが、ここまではキレイになりました。
樹脂パーツの染みつき汚れが結構難敵です。洗車だけは落としきれませんでした…
最後に使ったブラシは水でキレイすすいで乾燥させます。
僕は適当に水気を切ったらバケツにまとめ入れて小屋に放置しています。
天気が良ければ意外とスグに乾きます(笑)
まとめ
今回は3年以上放置した原付ミニバイクの洗車でしたが、いかがでしたか?
原付バイクでも手をかけてキレイにすると愛着も湧くし、ちょっと乗って出かけてみたくなります。
やっぱりキレイなバイクは素敵です。
ぜひとも原付ミニバイクといえどもしっかり洗車して愛してあげて下さいね~!!!!
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