教習所で大型2輪免許が取得できるようになってからの主力バイクが、この400㏄以上の排気量を持つオートバイになります。
限定解除時代は400㏄以上のバイクに乗れる=ステイタスであったんですが、今では全然そんな事ないです。ちなみに管理人は大型バイク免許を試験場で合格しています(プチ自慢)。
400㏄以上のバイクって何???
本来的な意味合いでは、400㏄以上・以下でバイクの種類を分けるのは非常にナンセンスなんですが、日本の免許制度の都合上バイクメーカーもそれに倣っているのが現状です。
北米・欧州などで日本のような細かな免許体系がないせいか、オートバイ=大排気量バイクって図式が成り立っています。
400㏄以上のメリット?
- 逆輸入車が多くバイク選びに幅が出る
- 大排気量から来る余裕の走り
免許取得は18歳から
乗車可能な免許は大型2輪免許になります。AT限定免許もありますが、クラッチの無い車種に限定されます。
400㏄以下のバイクが乗れる普通2輪免許は16歳から取得できますが、大型2輪免許取得は18歳からになります。
普通2輪車免許で運転すると無免許運転になるので、運転できたとしても絶対にやめましょう。
逆輸入車も多くバイク選びが楽しい
400㏄以上のバイクのこれといったメリットは維持費や税金面ではほとんどなく、逆にカーフェリー料金が割高だったりと実際のところデメリットの方が多いです。
無理やりメリットを作れば、400㏄以上のバイクは、400㏄まで排気量のバイクと違い排気量別にバイクを選べ、600㏄・750㏄・800㏄・1000㏄・1300㏄等々、排気量別に魅力的なオートバイがラインナップされています。
特に400㏄以上の排気量のバイクになると逆輸入車と呼ばれる形で海外向けのモデルを国内に輸入販売しているので、国内向けラインナップと足せばバイクの選択肢がかなり増えます。
大排気量からくる余裕の走り
600㏄クラスでは、よく回るエンジンと軽量な車体ですいすい走りますし、1000㏄オーバーのバイクではトルクも大きいため、低いエンジン回転数でもストレス無く走れ、いざとなったら暴力的な加速力を発揮できます。
800㏄前後の排気量のバイクは車体の大きさと排気量のバランスも良く、初めてバイク免許を取った人などに人気があります。
ヨーロッパや北米大陸では、国と国とを結んで走るオートバイでのロングツーリングが盛んな為、大型のカウルが付いたツアラーバイクなどは基本的に1300㏄前後の大排気量です。
回転を上げずトルクで走ると疲れ具合が違うんですが、大きなトルクを得るためにはそれなりに大きな排気量が必要になります。
デメリットは???
- 車検がある
- 車体が大きい
車検がある
2年に1回の車検があります。250㏄以上のバイクであれば必ず車検があります。
車検の継続検査にかかる費用はそれほど高くないので、平日に休みが取れるのであれば、ユーザー車検で費用を節約できます。
ユーザー車検自体はそれほど難しくありません。管理人も何回か自分でやってます。
車体が大きい
400㏄以上のバイクの全てが大きいわけでは無く、600㏄前後のスーパースポーツバイクはかなり軽量です。
ただ、750㏄以上、特に1000㏄以上を超えるバイクについてはエンジンが大きく、そのエンジンパワーを受け持つフレーム、足周りが大型化するのでどうしても大きく重い車体になってしまいがちです。
あまり重いバイクだと、取りまわしが大変ですし、背が低い人だとその時点で選択肢から外れます。
どんな種類のバイクがあるの?
各メーカーのラインナップが一番充実しているのが400㏄以上の大型バイクになります。
1000㏄を中心として、
- ネイキッド
- スポーツバイク
- アメリカン
- トレールバイク
- スクーター
と、ほぼ全てのジャンルを網羅しています。
その他にも実験的なデザインのコンセプトモデルや、メーカーのシンボル的なバイクがあるのもこの排気量になります。
ネイキッド
ホンダ CB1300SF CB1100
ヤマハ SCR950 VMAX
スズキ GSX-S1000 GSX-S750 SV650
カワサキ ZRX1200 DAEG W800
スポーツバイク
ホンダ CBR1100RR VFR800F CBR650F
ヤマハ FJR1300AS MT-09
スズキ ハヤブサ GSX-S1000F
カワサキ Ninja1000 Ninja650
アメリカン
ホンダ レブル500
ヤマハ BOLT
カワサキ バルカン900 バルカンS
デュアルパーパス
ホンダ CRF1000L
スズキ Vストローム1000 Vストローム650
国内向けラインナップのメイン車種を掲載しましたが、このほかの逆輸入車やBMWやハーレダビッドソンなどの海外ブランドバイクも追加されるので、かなりの車種になります。
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