オートバイの免許を取得して、憧れの大地…北海道へ旅してきたならば、次に行きたくなるのはもちろん沖縄です。
管理人も北海道を旅した後に、東京からカーフェリーを使ってオートバイで沖縄に行ってきましたが…なんという事でしょうか、令和の時代には、かつて存在していた沖縄行きのカーフェリーのほとんどは全滅していました。
沖縄へオートバイで行ける旅客航路は1つだけ
管理人が調べたところ、沖縄に人とオートバイを載せてとして移動出来る旅客船は『A‐LINE マルエーフェリー』だけです。
貨物船ならば東京‐沖縄、大阪‐沖縄、北九州‐沖縄など、結構いろんな地域から出航していますが、貨物船は旅客船では無いので人を乗せて運べません。
フェリーでの行き方メリット・デメリット
オートバイで沖縄へ、カーフェリーを使って行くメリット、デメリットです。
一番の問題は、鹿児島まで自走で行かねばならない事でしょうか。
気合の入ったライダーなら、一路南西を目指して、本州からでも陸路をひたすら駆け抜けて行くのもありでしょうが、普通のライダーはそこまではなかなか難しいと思います。
メリット
- 船旅気分が味わえる
- 沖縄までのんびり休める
デメリット
- 鹿児島まで自走で行かねばならない
- 発着港が鹿児島進港のみ
- 出発、到着時刻が限定される
- 遅い
- 船酔い
などが挙げられます。
A‐LINE マルエーフェリー
鹿児島から沖縄(那覇)間を色んな島に寄りながら運航してる、各駅停車みたいなカーフェリーです。
旅客船はこの航路だけで、ほかは全て貨物船の航路になります。
管理人もかつて乗船した思い出がありますが、当時はこんな各駅停車じゃなくて、鹿児島まで直行していたはず…
そう、あの日は台風で海は大しけ。乗船客もほとんど居なくて、2等雑魚寝部屋でチケットを取ったら勝手に4人部屋の1等B室か何かにアップグレードされていて、しかもそこに2人だけっていう、コミュ障だったら地獄のようなシチュエーションでした…
寄港先と乗船時間
沖縄へ行くライダーにはあまり関係ないと思いますが、
鹿児島ー名瀬ー亀徳ー和泊ー与論ー本部ー那覇
と寄港しながら沖縄に向かいます。
乗船時間は、
鹿児島発18:00→那覇着翌日19:00
那覇発7:00→鹿児島着翌日8:30
概ね25時間の乗船になります。早く沖縄へ行きたい人には不便かもしれませんが、のんびり船旅を楽しみたい人には25時間はなかなかフェリー旅の醍醐味を味わえる時間ですね。
旅客運賃
鹿児島ー沖縄間の旅客運賃(税込み)です。
2等和室は大部屋になります。2等寝台Aはフェリー波之上だけ設定されており、プライバシーがかなり確保された個室になります。2等寝台Bはよくある2段ベッドの8人寝台になります。
お金に余裕があれば2等寝台Aをおすすめしたいです。
2023年8月1日~10月31日まで | 2023年11月1日~1月31日まで | |
2等和室 | 14,880円 | 14,880円 |
2等寝台A(フェリー波之上のみ) | 2等和室に+6,280円 | 2等和室に+6,280円 |
2等寝台B | 2等和室に+2,080円 | 2等和室に+2,080円 |
学生割引料金2等和室 | 11,910円 | 11,910円 |
燃料油価格変動調整金 | 1,470円 | 1,680円 |
オートバイ運賃
自転車 | 2,900円 |
原動機付自転車(125CC以下) | 5,810円 |
自動二輪車 | 7,250円 |
サイドカー、トライク(3m未満乗用車扱い) | 53,100円 |
夏休みにリッターバイクで2等寝台Bを使って行くと…燃料油価格変動調整金込みで
25,890円になります。
公式サイト:A”LINE マルエーフェリー株式会社
ライダー憧れの大地、北海道へ!!!!!
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